新品 誉田屋源兵衛 麻世妙 蜘蛛の巣絞り 絵羽

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定価77万円のお品【 大麻布の歴史 】今から遡ること約一万年前。日本列島には大麻が群生し、そこに住む人たちは大麻を生活の中で利用していた。縄文時代創世期の遺跡から大麻の編み生地と縄、土器に付着した大麻の種が出土している。それらは当時から大麻が生活用品・食品として幅広く用いられてきたことを示している。また、大麻は「聖なる植物」でもあり、神道の祭祀では「おおぬさ」と称され、樹皮から採った皮を束ねて神に捧げられた。今も聖域を囲む結界の麻紐や神殿に吊るす鈴の縄として使用される。日常生活から神道儀式に至るまで、日本人のあらゆるシーンに欠かすことのできない素材だった大麻。その繊維を編んで作った大麻布も、縄文の古来から現代に至るまで、他に類を見ない唯一無二の衣料素材だった。「麻世妙(まよたえ)」は半世紀以上にわたり「忘れ去られた布」となっていた大麻布を今一度現代に甦らせたものである。【 誉田屋源兵衛について 】1738年(元文年間)創業京都室町の帯の製造販売の老舗。現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。沿革1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、西陣大火災後の復興に尽力。1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。後、帯作りに専念。1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、日本の染色技術の活性化に努める。2003年 日本文化デザイン大賞受賞。幅 約39cm
カテゴリー:ファッション>>>着物反物>>>訪問着・付け下げ
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